スマホで生成AIを使う入口は大きく3つあります。専用アプリ、ブラウザのWeb版、そして端末内蔵AI(Apple IntelligenceやGalaxy AI)です。主要アプリは無料で始められますが、対応機種と無料範囲はサービスごとに違います。各社の公式情報で確認した内容を整理します。

スマホでAIを使う3つの形
1. 専用アプリ:ChatGPT、Gemini、Claude、CopilotにはiPhone・Android向けの公式アプリがあります。音声で話しかける、写真を送って質問するなど、スマホ向けの使い方がそろっています。
2. ブラウザ:アプリを入れず、SafariやChromeからWeb版を開く方法です。容量を使わず、まず試したい人に向きます。
3. 端末内蔵AI:Apple IntelligenceやGalaxy AIのように、端末の機能として組み込まれたAIです。メモの要約や書き換えを端末の中で使えますが、対応機種が限られます。
アプリの選び方|主要4アプリの無料範囲と対応環境
ChatGPT(OpenAI):アプリは無料で入手できます。無料版でもチャットなどを使えますが、アップロードを含むメッセージ数、画像作成、音声には上限があります。iPhone版はiOS 18.0以降が必要です。似た名前のアプリも多いため、提供元がOpenAIか確認するよう公式ヘルプで案内されています。
Gemini(Google):Googleアカウントがあれば無料で使えます。Android版はRAM 2GB以上・Android 9以降が対象で、アシスタントとして設定できます。iPhone版はiOS 18.2以降が必要です。高性能モデルや上限拡大は有料プラン(Google AI Pro/Ultra)です。
Claude(Anthropic):iOS/Androidアプリを無料プランで利用できます。無料プランには5時間ごとにリセットされる利用上限があります。iPhone版はiOS 18.0以降、Android版はAndroid 8.0以降が対象です。
Copilot(Microsoft):iOS/Android向けアプリがあり、無料版をアプリやWebで使えます。Microsoftアカウントでサインインすると、履歴や画像作成などが使えます。Microsoft 365の有料プランでは、WordやExcelでの機能が広がります。
選び方は普段の使い方から逆算するのが近道です。サービス同士の違いは「ChatGPT・Gemini・Claudeの違いを比較」、無料版の制限は「生成AIを無料で使う方法」で整理しています。
機種で変わること|Apple IntelligenceとGalaxy AI
iPhoneの場合:Apple Intelligenceが使えるのは、iPhone 16以降の全モデルとiPhone 15 Pro/15 Pro Maxで、日本語にも対応しています。それより前では内蔵AIは使えませんが、ChatGPTなどのアプリ版は要件を満たせば使えます。なお、iOS 27.2で日本語対応する新しいSiriは「iOS 27.2で日本語対応する「Siri AI」でできること」でまとめています。
Galaxyの場合:Galaxy AIはGalaxy S24シリーズ以降が中心で、Galaxy Zシリーズや一部のAシリーズにも広がっています。機能は機種によって異なります。基本機能は無料ですが、将来の拡張は有料になる可能性があると公式に明記されています。
まとめると、買い替えを考えている人は「内蔵AIに対応する機種かどうか」が基準の1つになり、今の機種を使い続ける人は「アプリ版でどこまでできるか」を先に試すのが現実的です。
参照した公式資料
本記事の内容は、2026年11月2日に以下の公式情報で確認しました。
- OpenAI公式ヘルプ「ChatGPT iOS・Android アプリのよくある質問」
- OpenAI公式「プランと料金」
- Google公式サポート「Gemini モバイルアプリの利用要件」
- Google Gemini公式「Google AI Pro と Ultra」
- Anthropic公式ヘルプ「Claudeを始める」
- Anthropic公式「プランと料金」
- Microsoft公式「Copilot アプリをダウンロード」
- Microsoft公式サポート「Microsoft Copilot(無料)と Microsoft 365 の Copilot の違い」
- Apple公式「Apple Intelligence と Siri」
- Samsung公式「Galaxy AI」