iPhoneの「緊急SOS」は、画面のダイヤル操作をしなくても、ボタンの操作だけで緊急通報サービスへ発信できる機能です。いざというとき初めて使い方を調べるのでは遅いため、押し方と事前設定だけ先に確認しておく価値があります。
結論からいうと、iPhone 8以降では サイドボタンといずれかの音量ボタンを長押し するのが基本操作で、「設定」→「緊急SOS」で発信方法の追加や変更ができます。本記事はAppleサポート等に基づく解説で、実際の緊急通報を試す手順ではありません。練習のための発信は絶対にしないでください。
発信のしかた(iPhone 8以降)
- サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しします。
- 「緊急SOS」のスライダが表示されたらボタンを放し、スライダをドラッグすると発信します。
- ボタンを放さず長押しし続けると、警告音とカウントダウンが始まり、終わると自動で緊急通報サービスへ発信します。
もう1つの方法として、サイドボタンを素早く5回押す発信も用意されています。これは「設定」→「緊急SOS」でオン・オフを切り替えます。ポケットやかばんの中で誤って押しやすいと感じる人は、オフにしておく選択もあります。
誤ってカウントダウンが始まったら
カウントダウンの途中であれば、ボタンを放す、または画面の停止ボタン(「停止」)をタップすると発信を止められます。慌てて電源を切ろうとせず、まずボタンを放して画面の表示を確認してください。
事前に済ませておく設定
- 緊急連絡先:「ヘルスケア」アプリのメディカルIDに緊急連絡先を登録しておくと、緊急SOSの発信後に、その連絡先へ現在地とともに通知できます。
- メディカルID:持病やアレルギー等を登録しておくと、ロック中でも救助する人が確認できます。
- デモで練習:対応モデルでは「設定」→「緊急SOS」の「デモを試す」で、実際に発信せずに流れを確認できます(Appleサポート)。
圏外のときは衛星経由の緊急SOS
モバイル通信もWi-Fiも届かない場所では、対応モデル(iPhone 14以降)で衛星経由の緊急SOSが使える場合があります。ボタン操作の通常の緊急SOSとは仕組みが違うため、登山や離島など圏外に出る予定がある人は、関連記事で違いを確認しておいてください。
まとめ:押し方と緊急連絡先だけ先に確認
平常時にやることは2つだけです。「設定」→「緊急SOS」で発信方法を確認することと、メディカルIDに緊急連絡先を登録することです。デモがあるモデルでは、発信されないデモで一度流れを見ておくと安心です。
関連記事:iPhoneの衛星通信でできること・できないこと|圏外の緊急SOSとメッセージの使い分け
出典(確認日:2026年11月4日):Appleサポート「iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使う」https://support.apple.com/ja-jp/101573/同ユーザガイド https://support.apple.com/ja-jp/guide/iphone/iph2968440de/ios/楽天モバイル公式「iPhoneの緊急SOSはどこにつながる?使い方や注意点を解説」https://network.mobile.rakuten.co.jp/sumakatsu/contents/articles/2025/00317/