近くのAndroid同士で写真やファイルを送りたいとき、メールやクラウドを経由しなくても「Quick Share」で直接やり取りできます。以前「ニアバイシェア(Nearby Share)」と呼ばれていた機能です。
結論からいうと、送る側は 共有したいコンテンツを開いて「共有」→「Quick Share」→相手のデバイスをタップ、受ける側はQuick Shareのページで「受信」モードにしておくのが基本です。本記事はGoogleのAndroidヘルプに基づく解説で、実機レビューではありません。
送る手順
- 送りたい写真やファイルを開き、「共有」をタップします。
- 「Quick Share」を選ぶと、近くにあるデバイスが表示されます。
- 共有先のデバイスをタップし、相手が承認するのを待ちます。相手の画面がロック解除されていることを確認してください。
- 送る相手のデバイスをもう一度タップすると、転送をキャンセルできます。
複数のデバイスをタップして複数の受信者を選ぶこともできます。ただし、同時に共有できるのは一部のモデルのみで、それ以外の場合は転送が順番待ち(キュー)になります。Android 13以降の一部のデバイスでは、クリップボードの内容も共有できます。
受ける手順と保存先
- Quick Shareのページで「受信」モードになっていることを確認します。受信モードの間は、近くにいるすべての人にデバイスが公開されるため、終わったら受信モードを終了します。
- 共有内容を示すポップアップが出たら、「承諾」または「辞退」をタップします。
- 受け取ったコンテンツは、標準の「Files」アプリの「ダウンロード」→「Quick Share」フォルダに保存されます。
同じGoogleアカウントを使う自分のデバイス同士では、受信側で自動的に転送が承認されます。受信の前提として、両方のデバイスでBluetoothがオンになっている必要があります。QRコードを使って送る方法もあります。
公開設定(誰から受け取るか)
設定アプリの検索バーに「Quick Share」と入力し、「共有を許可するユーザー」を開くと、次の3つから選べます。
| 設定 | 公開される範囲 |
|---|---|
| デバイス | 画面がオフでも、同じGoogleアカウントの自分の他デバイスに公開 |
| 連絡先 | 画面がオンでロック解除されている間、近くの連絡先に公開 |
| すべてのユーザーに対し10分間 | 10分間だけ全員に公開し、過ぎると直前の設定に自動で戻る |
普段は「連絡先」か「自分のデバイス」にしておき、連絡先にない相手とやり取りするときだけ「10分間」を使うのが安全です。
Pixel 10シリーズならiPhoneにも送れる
Google Pixel 10/10 Pro/10 Pro XL/10 Pro Foldでは、Quick ShareからiPhone・iPad・Macにも送れます。相手にAirDropの設定で「すべての人(10分間のみ)」を選んでもらい、Quick Shareのリストで相手のデバイスを選んで、相手が「承諾」するのを待ちます。対応モデルが限られる点に注意してください。
見つからないときの確認
- 両方のデバイスでBluetooth(QRコード利用時はWi-Fiも)がオンか確認します。
- デバイス同士を30cm以内に近づけます。
- 機内モードを一度オンにしてからオフにします。
- Android 12以前のデバイスでは位置情報がオンか確認します。
- 改善しない場合は、両方のデバイスを再起動します。
Quick ShareはAndroid 6以降のデバイス、Chromebook、一部のWindowsパソコン(Windows用Quick Shareアプリ)で使えます。まずは写真1枚を自分の別デバイスに送って、手順を確認してみてください。
関連記事:AndroidでWi-FiパスワードをQRコードで共有する方法|Pixelの手順と見せる相手の注意点/Androidの分割画面で2つのアプリを同時に使う方法|対応しないアプリがある場合の対処も
出典(確認日:2026年11月4日):Google Androidヘルプ「AndroidデバイスでQuick Shareを使用する」https://support.google.com/android/answer/9286773