子どもに動画だけ見せたいときや、他の人に写真だけ見せたいとき、そのまま渡すと別のアプリを開かれてしまう心配があります。「ガイドアクセス」を使うと、iPhoneを1つのアプリだけに固定できます。
結論からいうと、流れは 設定でガイドアクセスをオンにしてパスコードを決める → アプリを開く → サイドボタンを3回押して開始 です。終了にもパスコードかFace IDが要るので、渡した相手が勝手に抜けることはできません。本記事はAppleのユーザガイドに基づく解説で、実機レビューではありません。
事前の設定(最初の1回だけ)
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「ガイドアクセス」を開き、オンにします。
- 「パスコード設定」で、ガイドアクセス用のパスコードを設定します。Face IDやTouch IDで終了できる設定もここで選べます。
- 必要に応じて「時間制限」の音や読み上げ、「画面表示の自動ロック」の時間も設定します。
このパスコードは、終了の可否を分ける大切なものです。渡す相手に推測されにくい番号にしておきます。
開始と終了の操作
| 場面 | 操作 |
|---|---|
| 開始 | 使わせたいアプリを開き、コントロールセンター(追加した場合)かアクセシビリティのショートカット(サイドボタンのトリプルクリック)で開始する |
| 画面の一部を無効化 | 開始前に、触らせたくない部分を指で囲む |
| 細かい許可の変更 | 「セッション設定」でサイドボタン、音量ボタン、キーボード、タッチ、時間制限などをオン・オフする |
| 終了 | サイドボタン(ホームボタン搭載機種はホームボタン)を3回押し、パスコードを入力するかFace ID・Touch IDで解除する |
時間制限を設定しておくと、制限時間が近づいたことを音や読み上げで知らせることもできます。動画を1本だけ見せたい、といった使い方と相性がよい設定です。
渡す前に知っておきたい注意点
ガイドアクセスの使用中は、衝突事故検出と緊急通報サービスが利用できません。緊急の連絡が必要な場面では、先にガイドアクセスを終了してください。
また、ガイドアクセスは「その場で1つのアプリに固定する」機能です。毎日の利用時間やコンテンツ全体を管理したい場合は、スクリーンタイム側の設定が向きます。役割の違いを分けて使うのがポイントです。
時間制限と自動ロックの使い分け
- 時間制限:セッションの終わりが近づいたことを、音や読み上げで知らせる設定です。「あと少しで終わり」を伝えたいときに使います。
- 画面表示の自動ロック:ガイドアクセス中に、画面が自動でロックされるまでの時間を選ぶ設定です。
- アクセシビリティのショートカットをセッション中に使えるようにするかどうかも、事前設定で選べます。
どれも必須ではありません。まずはパスコードだけ設定して使い始め、必要を感じたものから足していく進め方で十分です。
まとめ:渡す前に開始、受け取ったら終了を確認
設定自体は最初の1回だけです。あとは「アプリを開いて3回押し」で始められます。まずは自分の操作で開始と終了を1回試してから、人に渡すようにしてください。
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出典(確認日:2026年11月2日):Appleユーザガイド「Lock iPhone to one app with Guided Access」https://support.apple.com/guide/iphone/lock-iphone-to-one-app-iph7fad0d10/ios