生成AIというと、チャットで文章を書くものを思い浮かべがちです。実際は「何を作るか」で種類が分かれ、向いているサービスも変わります。公正取引委員会の実態調査報告書でも、生成AIを活用したサービスはテキスト生成、コード生成、画像生成、動画生成、音声生成などに整理されています。この記事では5つのタイプと代表サービスを、公的な資料で整理しました。

生成AIの5タイプ
- テキスト生成:文章の作成、要約、質問への回答。代表はChatGPT、Gemini、Claude
- 画像生成:言葉の指示からイラストや写真風の画像を作る。ChatGPTの画像生成など
- 動画生成:文章や画像から短い動画を作る。Runwayなど
- 音声生成:文章の読み上げや、声・音楽を作る
- コード生成:プログラムの作成や修正を助ける。GitHub Copilotなど
1つのサービスが複数のタイプを扱うことも増えています。たとえばChatGPTは文章に加えて画像も作れます。種類は「サービスの名前」ではなく「作りたいもの」で捉えるのが実用的です。
境目があいまいな使い方も増えています。文章で台本を作り、画像と音声を組み合わせて動画に仕上げる、といった具合です。文章・画像・音声などを1つの仕組みで扱う形は「マルチモーダル」と呼ばれます。最初から全部をそろえる必要はなく、作りたいものが増えたら、対応する種類を足していく考え方で十分です。
使われている割合にも差がある
総務省の令和8年版情報通信白書によると、生成AIサービスを使ったことがある個人は58.8%でした。種類別ではテキスト生成が55.0%で突出し、画像・動画生成は16.3%、プログラムコード生成は7.0%、音声生成は6.5%、音楽生成は5.8%と続きます。まず文章から入り、必要に応じて他の種類へ広げている人が多いことがうかがえます。
選び方は「作りたいもの」から
- 文章や調べものが中心なら、テキスト生成のサービスから始める
- 画像や動画を作りたいなら、その生成に強いサービスを別に試す
- 無料で試せる範囲は種類ごとに違うため、課金の前に、無料版で作りたいものが作れるか確認する
- 迷ったら、利用が最も広がっているテキスト生成から無料で試し、手応えを見てから種類を広げる
文章系のサービスの違いは、別の比較記事で詳しく扱っています。動画の作り方は、動画生成の記事もあわせてご覧ください。
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参照した公式資料
- 公正取引委員会「生成AIに関する実態調査報告書 ver.2.0」(2026年4月) https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2026/apr/260416_generativeai03.pdf (2026年11月2日確認)
- 総務省「令和8年版 情報通信白書」 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ (2026年11月2日確認)
この記事はアマガジェ編集部(あまと)が作成しました。事実は各公式情報で確認し、原稿作成の一部に生成AIを活用しています。