画面が固まった、タップしても反応しない。そんなときに慌ててボタンを長押しし続ける前に、「通常の再起動」と「強制再起動」の違いを知っておくと、余計な操作をせずに復帰を試せます。
結論からいうと、反応があるなら通常の再起動(電源オフにして入れ直す)、反応がなく電源オフもできないなら強制再起動 が順番です。強制再起動はデータを消す操作ではありませんが、あくまで「オフにして入れ直すことができない場合」の手段としてAppleが案内しているものです。本記事はAppleサポートとユーザガイドに基づく解説です。
通常の再起動の手順
Face ID搭載モデルでは、音量ボタンのどちらかとサイドボタンを、電源オフスライダが表示されるまで長押しします。ホームボタン搭載モデルでは、サイドボタン(機種によってはトップボタン)を長押しします。スライダをドラッグしたら、電源が切れるまで30秒待ちます。再び電源を入れるときは、Appleロゴが表示されるまでサイドボタン(またはトップボタン)を長押しします。
強制再起動の手順
| 手順 | 操作 | コツ |
|---|---|---|
| 1 | 音量を上げるボタンを押して、すぐに放す | 長押ししない。iPhone Duoではサイドボタンに近い方の音量ボタン |
| 2 | 音量を下げるボタンを押して、すぐに放す | 手順1の直後に続けて行う |
| 3 | サイドボタンを長押しする | 途中で電源オフスライダが出ても押し続ける |
| 4 | Appleロゴが表示されたらサイドボタンを放す | ロゴが出るまで時間がかかる場合がある |
ポイントは、最初の2回は「押してすぐ放す」ことと、3つ目はロゴが出るまで押し続けることです。音量ボタンとサイドボタンを同時に長押しすると電源オフや緊急通報の画面になるため、強制再起動とは操作を分けて覚えておくと混乱しません。
どちらを使うか迷ったときの見分け方
アプリが1つだけ固まっている、動作が重い、といった場合は、まずそのアプリを終了するか、通常の再起動で十分なことが多い場面です。画面全体が反応しない、電源オフスライダ自体が出せない、という状態になって初めて強制再起動の出番です。逆に、再起動しても同じ症状を繰り返す場合は、再起動を何度も繰り返すより、ストレージの空きやアップデートの状態など、別の原因を確認する方が近道です。
なお、強制再起動でも電源が入らない、ロゴのまま止まる、といった場合は、本記事の範囲では判断できません。充電して時間をおいてから再度試し、それでも変わらなければ修理相談に進むのが妥当です。大切なデータがある場合は、直ったタイミングでバックアップの状態もあわせて確認してください。
まとめ:反応の有無で選ぶ
再起動は「反応があるかどうか」で選びます。反応があるなら電源オフスライダからの通常再起動、反応がなくオフにもできないなら音量上→音量下→サイドボタン長押しの強制再起動、という順番を覚えておけば、いざというときに迷いません。
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出典(確認日:2026年10月30日):Appleサポート「Restart your iPhone」https://support.apple.com/en-us/118259 / Appleユーザガイド「Force restart iPhone」https://support.apple.com/guide/iphone/force-restart-iphone-iph8903c3ee6/ios